合気道は競技を行いません。お互いの習熟度に 合わせて技を繰り返し稽古し、心身の練成を図ることを目的としていますので誰でも稽古できます。
稽古の積み重ねが健康によいのは言うまでもなく、日常生活において何事にも積極的に取り組む自信が自然と培われてきます。
また道場には年令、性別、職業、国籍を問わず多くの人々が集まってきますので、人間理解の眼を深めるために最適の場です。
合気道の稽古に終わりはありません。稽古をはじめたら根気よく続ける
ことです。うまずたゆまず求めてください。稽古を続けることが進歩への
第一歩であり合気道の大切な一面でもあるのです。
第51回全日本合気道演武大会冊子より転載