1月27日(土)、合気道旭川道場恒例の総会・新年会が開催されました。
総会・新年会は、稽古を終えてからの開催になりました。今年の開催場所は、市街にある若者が多く集まる居酒屋でした。そのため、賑やかであった反面、ゆっくりと会話ができなかったのが残念でした。
総会における兼平師範からの挨拶では、本年度3月末をもって兼平師範が道場長を引退することと、神居道場(支部)の多田道場長(支部長)が旭川道場の承継者となり運営するという発表がありました。
4月より旭川道場の2代目道場長となる多田指導員によれば、神居道場は、若き日の開祖・植芝盛平翁が追い求めた武術としての合気道を探求して行くことと、合気道を通じて人間社会に役立つ概念とそれを体現するための研究開発を行うことを目的に立ち上げた背景があるそうです。
しかし、神居道場は、旭川道場の中長期ビジョンを議題とした兼平師範と多田指導員との話し合いによって、旭川道場の支部としてして創設される形態になったそうです。そのため、「この度の道場承継は、完全に独立した別々の組織の統合、つまり風土・文化の違う組織が統合するという要素と、単なる道場承継という二面性があります。どのように組織変革を行うかは、今後の課題ですね」と多田指導員は言います。
確かに、旭川道場における稽古内容は、合気道開祖・植芝盛平翁が晩年に求めた「愛」ある合気道を探求し続ける兼平師範が木曜日に教授しています。一方で、多田指導員は、「愛」ある合気道の基盤となっている若き日の植芝盛平翁の実践的合気技法を研究し火曜日に教授しています。そのため、合気道と一言で言っても同質的ではなく、多田指導員の言う課題も理解できます。
なお、多田指導員によれば、兼平師範は道場長を引退するものの、今後においては旭川道場の顧問に就任するそうです。また、年に数回ですが、兼平師範による開祖・植芝盛平翁晩年の合気道講習会を実施して行くそうですよ。
新年会の後は、恒例の2次会!スナックに行って盛り上がって来ましたが、今回は、総会・新年会での集合写真だけを掲載しておきますね (*゚▽゚*)
【合気道旭川道場総会・新年会記念写真 -前列右から3人目兼平師範】
合気道旭川道場も加盟している北海道合気道連盟が創立50年を迎えました。これを記念して、3月30日に『50周年記念 北海道合氣道連盟誌』(写真1)が発行されました。
同記念誌には、加盟団体基本情報箇所に旭川道場の連絡先(写真2)が載っている他、各道場の紹介コーナーでは旭川道場の創立背景等について多田指導員が寄稿しています。
同記念誌は非売品であり、発行部数が少ないため道場生全員には配布されませんでした。同記念誌を見てみたいという道場生は、事務局までご連絡ください。
と、呼びかける前に、兼平師範は、同誌を配布されなかった道場生に対して回覧し合った上で、各人からの感想文提出を求めているんだとか(^_^;)
これも、修行の1つか・・・
【写真1 『五十周年記念北海道合氣道連盟誌』表紙】
【写真2 北海道合気道連盟加盟合気道団体箇所】
3月25日(日)午後6時より、3月末付で退任される兼平民洋師範の送別会が柳原邸(ギッパラ指導員宅)で行われました。
約1週間前に送別会の日時が決まったため、参加可能な道場生だけで会を盛り上げました。
参加できなかった道場生のために、当日の模様を写真でダイジェストにお伝え致します(^O^)
ギッパラ指導員、いつもビールサーバー関連を入念にチェックしています。
【ギッパラ指導員 「うん、ガスは大丈夫かな・・・」】
そうこうしていると、「トントントントン」とリズムの良い音が・・・
そうです、女性陣は、兼平師範が到着する前の準備で大慌てな様子です。
【「間に合うかな~」と心配しつつも余裕を見せています】
そこへ、遅れて到着したのが山本さん。いきなりエプロンを身に付けます。
こう見えても、山本さんは、札幌市内で開業した喫茶店を皮切りに、現在も旭川市内の喫茶店を経営するマスターなんです。そのため、山本さんは、料理の腕前について自信過剰な位にアピールしてみせましたが、道場生達からは「嘘だー」と笑われていました。でも、本物のマスターなんです。
【山本さん「私もですねー、いっちょ料理してきますから、ハイ」】
そして、今回のメインである鍋は、前回も大好評だった高級和牛の「すき焼き」と「しゃぶしゃぶ」です。
【道場内の専属カメラマン・ガンちゃんのイカしたショットです】
さ~、こんな感じに席が出来上がってきましたよ。
【後は、兼平師範の到着を待つのみです】
予定時間前に兼平師範が到着し、早速、会が開かれたのでした。
「こんなお肉、いや~」と山本さんが大はしゃぎしていると、兼平師範は、山本さんに「しゃぶしゃぶ」の正しい食べ方を講義するのでした。それにしても、最後の最後まで兼平師範から指導を受ける山本さんに、道場生はウケていました。
【兼平師範、隣席する山本さんに「しゃぶしゃぶ」の食べ方を講義】
マリアは、ロシアの家庭料理をつくりました。クレープのようで、美味しかったです。
【マリア手づくりの、ロシア料理です】
それにしても、山本さんは、まだ兼平市販から講義を受け続けています。道場内での風景と変わりません!
【熱く語る兼平師範に、山本さんは正座して心で聞き入ってます】
いつもの道場の様子に近づいてきましたし、アルコールが体に回る前に記念撮影を行います。
【アルコールが入る前の記念撮影】
【アルコールが体に回った後での最終記念撮影】
食事を終えても、山さんやらガンちゃんやら、冷蔵庫を勝手に探って獲物(アイス)をゲットしました!そして、人気の無い場所に移動してもくもくと食べています。
【獲物に食らいつく、山さんとえりちゃんのツーショット】
そうこうするうちに、ギッパラ指導員の娘さん家族が帰宅し賑やかな空間になりました。
【ギッパラ指導員のお孫さんになつかれて仲良く遊ぶえりちゃん】
3月31日(土)、兼平民洋師範の最後の稽古となりました。
当日は、いつもと変わらぬ稽古内容でした。いつもと違うのは、仕事の都合で土曜日の稽古には中々参加できない道場生も駆けつけたことです。そのため、次第に道場が狭く窮屈な状態になりました。
隣同士、杖がぶつからないか気をつけながら稽古に励んでいました。
稽古は午後3時30分に終了し、多田指導員が道場生代表として兼平師範に感謝の言葉と共に花束を贈呈しました。
兼平師範は「涙がでそうだ!もちろん、嬉し涙です!皆さんありがとう!」と、最後の最後まで元気な兼平師範でした。
【道場生代表の多田指導員より花束を受け取る兼平師範】
【「ありがとう!」他、最後のメッセージを送る兼平師範】
最後に、兼平師範を囲んで記念撮影をしましたよ。仕事等で出席出来なかった道場生は、当日の雰囲気だけでも楽しんでくださいね。
次に、合気道旭川道場の2代目道場長に就任する多田昌弘指導員と2代目道場長を補佐する指導員および指導員補並びに兼平顧問との記念撮影が行われました。
【新道場長および指導員・指導員補並びに顧問の記念撮影】
2018年3月31日をもって、合気道旭川道場長の兼平民洋師範が道場長を退任し、合気道旭川道場神居支部(神居道場)の多田昌弘支部長が旭川道場の2代目道場長に就任しました。
多田道場長は、旭川道場の発展のためだけでなく、合気道を別の角度から研究するために神居道場を立ち上げています。同時に、合気道の素晴らしさを周知するための広報活動にも尽力されています。
また、多田道場長の合気道は、他武道の経験を活かした実践性を重視する合理的な技法が印象的であります。
さて、前置きが長くなりましたが、2018年4月1日より2代旭川道場長に就任した多田道場長から、この場を借りて就任の挨拶をしていただきます。 それでは道場長、挨拶をお願い致します。
【道場長挨拶】
ご紹介にあずかりました、旭川道場長の多田昌弘です。この度、兼平民洋師範の道場長退任に伴い、合気道旭川道場長に就任いたしました。
旭川道場には、私以上に合気道歴の長い先輩が数名在籍しております。そのような中で、兼平前道場長をはじめ、指導員らの総意で道場長という大任を仰せつかることになりました。つきましては、身に余る大役ではありますが、旭川道場の発展と合気道の普及に邁進努力いたす所存でございます。また、兼平前道場長におかれましては、旭川道場発展のために顧問と言う立場からご支援をいただきます。
旭川道場は、開祖植芝盛平翁の高弟子故大澤喜三郎先生に師事していた兼平前道場長が、防衛庁合気道連合会旭川支部として25年前に創立したのが始まりです。創立時の旭川道場は、戦場で活用可能な実践的な合気道を重視していたことから、兼平前道場長の甥と戦場格闘技指導員や同指導員を目指す自衛官を主体に稽古が行われていました。
旭川道場が25年に渡って発展してきたのも、また、防衛庁の演武大会で受賞できたのも、兼平前道場長が開祖晩年の「愛」と「和合」の合気道を探求し続けていたからであり、頭が下がる思いです。今後の稽古においても、その精神と技法を引き継いで行きます。
つきましては、道場生と共に、真の意味で現代社会で活かすことのできる合気道を探求し、また、その成果を社会に還元して行く所存です。
多田道場長からの挨拶は以上です。道場生の皆さん、4月からは新体制になりますが、道場長の教えに従い、真に役立つ合気道を究めて行きましょう!
4月1日より、旭川道場長が変わり、新体制となりました。
そこで、各曜日ごとの稽古風景をダイジェストにお伝え致します。
まずは、多田道場長が合気の研究を目的に立ち上げた、通称神居道場の様子を見てみます。神居道場での稽古は、毎週火曜に行われています。
基礎から超応用(実践)まで、極秘の稽古が毎回実施されています。
【火曜日・神居道場稽古風景 基礎の体捌き稽古中】
次に、木曜日に実施されている花咲道場の様子を見てみます。
ここでは、合気会の規範型を中心に稽古が展開されています。
【木曜日・花咲道場稽古風景1 転換の指導を行う道場長】
【木曜日・花咲道場稽古風景2 入身・転換の指導を行う各指導員】
【木曜日・花咲道場稽古風景3 両手取り四方切りの指導を行う指導員】
【木曜日・花咲道場稽古風景4 初心者に、分かりやすく教える指導員】
最後に、土曜日に実施されている花咲道場の様子を見てみます。
道場内は、木刀や杖から発する「ブーン」「シュッ」と風を切る音が響き渡っています。
道場長の言うように、武器対徒手の稽古は、術を身につける以前に、覚悟を身につけるための稽古であることが良く理解できました。
そりゃそうだよね。思いっきり打ち込んでくる正面打ちを捌いて、逆に相手を倒して武器を取り上げるわけですから・・・(^_^;)
【土曜日・花咲道場稽古風景1 剣取りの展示を行う道場長】
【土曜日・花咲道場稽古風景2 各指導員を相手に、杖対杖を通じた体術研究】
新体制になりましたが、道場では益々熱い稽古が実施されていました。合気道を上手くなりたい人も、強くなりたい人も、女性ならではの優雅な振る舞いを身につけたい人も、皆、血気盛んに稽古に励んでいましたよ(´▽`)
これだから、合気道は楽しくてヤメラレナイ!
6月16日(土)・17日(日)の2日間、北海道合氣道連盟・春季講習会が千歳で行われました。旭川道場は、兼平顧問を含め7名で参加して来ましたよ。
今回の講師は、本部道場の難波先生です。皆さん忙しいためか、いつもより参加者が少ないです。
難波先生の稽古は、力を要するものもあるため、休憩を取りながら稽古する道場生もいましたよ。
お昼時間には、別会場で連盟の総会があり、兼平顧問(連盟相談役)と多田道場長(連盟評議員)が参加していましたよ。
【講習会の稽古風景1 熱心に稽古中です】
皆、熱心に稽古している最中、大学生のお二人は稽古もしつつ、お喋りの稽古もしつつ、「ぺちゃくちゃぺちゃくちゃ」盛り上がっています。
毎年参加していた有里さんも講習会に来ていたら、きっと師範の先生方から叱られる位に3人で盛り上がっていたことでしょう。なんてったって、怖いもの知らずの若いパワーですからね。
【講習会の稽古風景2 旭川道場の大学1年生えりちゃんと3年生まるちゃん】
そして、道場長と顧問を囲んで、恒例の記念撮影です。
【旭川道場参加者記念撮影】
同じく、恒例の参加者集合写真です。
【全体集合写真】
そ、そして、一行は、恒例の食会のはじまりです。
とは言え、今回もへとへとなので、外すことのできないジェラート屋さんにだけ寄って来ましたよ。
【美味しそうなジェラートたちよ・・・】
ジェラートにワッフルに・・・
たいらげた後に、ハイぽーず!
【ジェラートに大満足する一行 「今回来れなかった道場生、見てみー」byガン】
今回も、美味しい、いや訂正して、とてもためになる講習会でした。
お孫さんの初運動会で参加できなかったギッパラ指導員をはじめ、諸事情で参加できなかった有里さんやマリアさん等、次回こそは、皆で楽しい食会巡り、じゃなくて、まーそれもあるけど、楽しい講習会に参加できれば良いですね。皆、楽しみに待ってまーす。
それでは、参加者の皆様、おつかれさまでした。
2018年7月7日(土)、二代目道場長による初の審査会が行われました。前期審査会では、3名の道場生が昇段昇級審査に望みました。
受験者は、中ちゃん、このちゃん、由香さんです。なかでも、中ちゃんは、初めての受験とあって相当に緊張していましたよ (^_^;)
今回も、いつものように審査会の様子をダイジェストにお伝えしますね。
【中ちゃん 初の審査、緊張全開で片手取四方投げ!】
【このちゃん 男性を相手に、ひと皮剥けた座技呼吸法!】
【由香さん 二人掛に導く!】
【受験者記念撮影】
毎回のことですが、審査会の空気はシーンとしているため、受験者だけでなく、見守る道場生も緊張しちゃいます。受験者の皆さん、お疲れ様でした!
■ 後日追記
8月9日(木)、受験者全員の合格が発表され、昇段昇級の証を合気道・植芝守央道主より(道場長代読・代行)授与されました。
富良野市をあげて大々的に実施されている「北海へそ祭り」は、今年で50周年になるそうです。今年の同祭りの開催日は、2018年7月28(土)・29日(日)です。
合気道旭川道場も、2016年度に参加したのは記憶に新しい所ではないでしょうか(詳細は、みんなの広場2016を参照ください)。
富良野市役所観光課によれば、旭川市から団体参加するのは、合気道旭川道場が初めてだったそうで、昨年度に、「北海へそ祭り2017」にも参加していただきたい、と富良野市役所観光課より嬉しいオファーをいただいていましたが、当時の多田指導員が多忙のため丁寧にお断りしていました。
しかし、2018年度の同祭りには、意を決して参加することになりましたよ。なぜなら、同祭り同様に、北海道合氣道連盟も50周年だからです。偶然か必然かはさておいて、ただ、それだけの理由です、はい (^_^;)
合気道旭川道場が参加する日は、2018年7月28日(土)のみです。
そこで、今回は、準備の様子を少しだけご紹介しますね。
まずは、7月2日(月)に実施された、「北海へそ祭り 2018」の事前説明会です。2016年度の同説明会(2016年7月4日)には、現道場長の急な諸事情により参加できませんでしたが、今回は、説明会からしっかりと準備していますよ。
【富良野市役所1F へそ祭り説明会場】
【富良野市役所1F 合気道旭川道場の席】
そして、肝心な踊りの練習は、7月10日からスタートしました。
練習が遅くなってしまった理由は、広報責任者のガンちゃん指導員補が、凝った振り付けを考案していたからです。結局、色々と考案してみましたが、統一感と練習量が少なくて済むと言う理由から、基本の踊りで決定しました。
【7月17日 神居道場での練習風景1】
【7月17日 神居道場での練習風景2】
【7月17日 神居道場での練習風景3】
木曜日・土曜日の花咲道場においても、時間を作っては練習しています。
当日参加できない道場生も、踊りの練習を見守っていますよ 。
そりゃそうですよね。旭川道場あげての参加ですので、祭り出場者一人ひとりが道場の代表として参加するわけですからね (^O^)
近況の報告でした。
7月28日(土)、いよいよへそ祭り本番の日を迎えました。
今まで、練習を重ねてきた結果がここで発揮されます。
ガンちゃんが企画した今年のデザインテーマは、映画の○△□です。
知る人が見れば分かるのかなぁ・・・(^_^;)
今回は、富良野市役所の利用が出来ないため、実行委員会様のご配慮により特設会場裏にある特設テントを無償でお貸しいただき準備しましたよ。実行委員会の皆様に、改めてお礼を申し上げます。有難う御座いました。
それでは、本番までの和やかな一幕をご覧あれ!
まずは、旭川道場の旗持ちを務めるのは、自衛官のニッシー!! 道場長の後ろに配置する目立つポジションです。それゆえに、図腹もメイクもバッチリです。
【腹も顔も○△□で・・・ (*゚▽゚*)全開】
次に、道場内で最も図腹に期待が持てる真田パパ。今は、図腹に最適な100kg超の肉体ですが、こう見えても、72kg級の元レスリング選手であり、レスリング家族の大黒柱なんですよ (^O^)
【お腹が頼もしい!真田パパ 迫力の図腹に期待です】
【真田パパの長男も参加です】
おやおや。こちらは、随分と可愛らしい図腹ですね。観客から一緒に撮影をおねだりされるのも分かります。こう見えても、普段は虎の穴道場で厳しい稽古を積む一人です。
【可愛らしい図腹の中ちゃん】
そして、こちらは、2016年オリジナルTシャツから刷新した2018年オリジナルTシャツを着こなす指導員補のお二人です。
【着こなしもポーズもバッチリな指導員補】
今回は、戦国時代並に「合気道旭川道場」の旗を作成しました。風もほどよく吹いており、旗が立派になびくことに期待です!
【我が、合気道旭川道場の旗 上段には、開祖直筆「愛」のレプリカ】
そして、団体参加者スタート位置を事前に確認しました。
【旭川道場のスタート位置です】
参加する女性陣の準備も全て終わりました。
前列より、多田道場長、ガンちゃん次女、るかちゃん、由香さん、えりちゃん、このちゃん、ひなちゃんです。
【2018年オリジナルTシャツを身にまとう女性陣の出陣式】
参加者全員の衣装準備も終わり、出陣前の記念撮影をしました。今回は、下は小学生から上は60歳代までと、幅広い年代で踊りやパフォーマンスを披露して楽しみます!
【合気道旭川道場特別広報隊の出陣前の記念撮影】
いよいよ合気道旭川道場特別広報隊がスタート地点に並びました。
【スタート2分前】
いざ!出陣です。今年は雨も無く、路上は観客で満員状態です。
【いざ出陣!スタートです】
頭上にある配線を交わしながら旗をなびかせ、最大限にアピールします。そのお陰で「合気道だって」と言う声もちらほら聞こえていましたよ。また、道場長の格好から、路上から「バカ殿だ」と言う声援が飛び、観客は十分に楽しんでいるようです。
【観客に対して、合気道の存在を十分に知らしめる特別広報隊】
踊りも終了し、参加者とその家族皆で打ち上げに行きました。人数が多いため、2階の座敷が貸切状態に・・・
でも、あと3分遅かったら入れなかった、ギリギリせーふ (^_^;)
へそ祭りの反省会と今後の企画案を練る道場長とガンちゃん。
【反省会最中の道場長とガン指導員補】
家族、そしてテーブルを超えての子供達の交流が微笑ましいです。
【テーブルを超えて会話が弾みます♪】
若者テーブル席では、お鍋のおかわりが・・・
それに群がる様に集まり、皆で箸をつっつきます。それにしても、女性陣に囲まれて嬉しそうなニッシーが印象的です。旗振りに専念した甲斐があったですね(^O^)
【おかわりしたお鍋も見事に無くなりました】
道場長からの挨拶と一本締めを終え、家族も含めた全員での記念撮影です。
【旭川道場特別広報隊とその家族での記念撮影】
特別広報隊およびその家族の皆様、本日はお疲れ様でした。お陰さまで、合気道という武道の存在と旭川道場の存在を最大限にアピールする事ができました。
また、陰ながら応援してくださった道場生にも感謝致します。
今回、合氣道旭川道場は一週間の長いお盆休みをとりました。道場生の皆さんは、ご家族とゆっくり過ごされたことと思います。
さて、お盆休みも終わって早々、8月23日の稽古日に来客が来ましたよ!
来客者は、兵庫県加古川市に所在する祥平塾傘下「愉々会」所属の近藤さん(現弐段位)。
近藤さんは、定年退職をされたあと、キャンピングカーで北海道をのんびりと旅をしているとのこと。
近藤さんは、所属する道場長から、健康であり且つ、お金と時間に余裕があるのであれば各地の合気道場で稽古するのも修行であると勧められたそうです。
名寄市でキャンプをしていた近藤さん、旭川道場のホームページを見て稽古参加を決めたそうです。近藤さんは神居道場での稽古を希望していましたが、神居道場は一般募集をしていない道場であるため、木曜日の参加となりました。
道場生と近藤さんは、合気道の稽古を通して素晴らしい時間を共有しましたよ。
稽古終了後は、皆で集合写真を撮りました♪
近藤さん、素晴らしい合気道旅行を満喫してくださいね。機会があれば、また一緒に稽古しましょう。
【稽古終了後の集合写真 向かって道場長の右隣が近藤さんですよ】
【稽古風景】
10月13・14日の2日間、本部道場の桂田英路師範をお招きして秋季講習会が行われました。今年は、多田道場長、兼平顧問、ゆかさん、ガンちゃん、ぎすしさん、このちゃん、中ちゃん、松田さんが参加してきましたよ。
松田さんは、稽古途中に救急車で運ばれ、千歳の搬送先病院で数日間入院し、その後、旭川市内の病院で数日間入院しました。
怪我を負いながらも、自身の昇級審査に役立てようと考え、病院内で講習会のレポートをまとめた松田さん。松田さんの希望もあって、今回は、いつもの写真付き報告では無く、「松田レポート」(全文)を掲載しますね。
【松田レポート】
今日、千歳に行けなかった方へ
病床より
千歳講習会、松田レポートです。
午前中
転換 立ち技呼吸投げ 1教 小手返し 入り身投げ 2教 起座呼吸法
片手諸手取り呼吸投げ 天地投げ
だったと思います。
本部道場からのご指導として
①自分の体の中心で技をかけて相手を崩す。
②相手の力がぶつかっているところを、探す。
③技をかけている自分が、体幹のバランスを崩していないかチェックする。
④自分と、相手の体の大きさに応じて体幹のバランスが崩れないように足運びをする。
⑤自分の中心線と、相手の中心線と向き合う。
間違っているところがあると思います。
再度、多田道場長ご指導宜しくお願い申し上げます。
以上になります。松田さん、レポートお疲れ様でした。また、講習会に参加した道場生の皆様、お疲れ様でした。
今年も、道場長と由香さんが高等学校の授業で合気道を教授して来ました。
由香さんによれば、授業1日目の時から最終日に近づくにしたがって、学年やクラスを越えた生徒さん同士、また、生徒さんと体育教諭の関係が良好になるのを確認できたそうです。
面白いのは、こうした現象が毎年見られることだそうで、由香さんは「道場長による合気道を通じたコミュニケーションの解説をはじめ、試行錯誤を重ねて出来た様々なコミュニケーションが発生する授業プログラムによる効果ではないか」と言います。
授業最終日に実施される授業アンケート調査には、由香さんの考えているコミュニケーション力を高める促進要因が幾つも示されていると、道場長は言います。
また、道場長は「短期間でコミュニケーション力を向上させるために、合気道授業プログラムのブラッシュアップを今後も図って行く」とのことです。大変興味深い話しであり、合気道が、単なる武道の1種目ではなくなる日が来ると良いですね。
それでは、今回も授業風景を少しだけご紹介しますね。それと、由香さんは「Bクラスの2年生が修学旅行であったため、最終日の記念写真に全員で写れなかった」と残念がっていましたよ。
【道場長 稽古途中で、合気道について解説】
【合気道の両手取りの稽古最中】
【由香さん 背後から抱きつかれた際の離脱技を教授】
【道場長 実践さながらの連れ込みへの対応術を教授】
【合気道の授業振り返りを記入している生徒さん】
【11月8日 クラスAの生徒さん(1・2年生)との記念撮影】
【11月14日 クラスBの生徒さん(1年生)との記念撮影】
それでは、生徒さんからの声をご紹介しますね。
【合気道授業 コメント1】
「今年も楽しく合気道を学べました。ありがとうございました。」
【合気道授業 コメント2】
「初めは、怖いイメージのあった合気道ですが、やってみると楽しいと感じられました。」
【合気道授業 コメント3】
「普段話さない人とコミュニケーションを取れてよかったと思いました。楽しく学べました。」
【合気道授業 コメント4】
「もっと授業を受けたかったです。」
【合気道授業 コメント5】
「少し難しいこともありましたが、とても楽しかったです。たくさんの人とかかわりあえたと思います。」
【合気道授業 コメント6】
「日常で役立つ技を身につけることができて、よかったです。」
【合気道授業 コメント7】
「すごく楽しかったです!技もたくさんできるようになったと思うので、これからも続けていきたいと思いました。ありがとうございました。」
【合気道授業 コメント8】
「以前から興味があったので、授業で受けられてとても楽しかったです。もっと時間をふやしてじっくりやりたいです!!」
【合気道授業 コメント9】
「今回で2度目の合気道でしたが、去年より理解できたし、楽しかったです。今後護身術を使うことがあれば使っていきたいです。わかりやすく教えていただいてありがとうございました。」
【合気道授業 コメント10】
「難しい技もありましたが、実際にやってみると本当に痛かったり、技がきいていたり...合気道のことが色々わかりました。ありがとうございました。」
【合気道授業 コメント11】
「大学生になったら習い事としてやってみたいなと思いました。楽しかったです!」
【合気道授業 コメント12】
「また合気道の授業うけたいです!!」
【合気道授業 コメント13】
「2年間とても楽しかったです。ありがとうございました。」
【合気道授業 コメント14】
「社会的に使えるものを学べてよかった。」
【合気道授業 コメント15】
「合気道を初めてやって、自分の力だけじゃなく、相手の力で、相手をくずすことができることにおどろきました。たった4回の授業でしたが、多くの人とコミュニケーションがとれたり、合気道のことを知ることができました。とても楽しかったです。」
【合気道授業 コメント16】
「最近は物騒なことが何かと多く、不審者に何かされることもあると思うので、今のうちに護身術を学んで良かったと思います。是非役立てていきたいです。ありがとうございました。」
【合気道授業 コメント17】
「講師の方が分かりやすく、そして丁寧に教えてくださったので安心して取り組むことができました。」
【合気道授業 コメント18】
「4回という短い時間でしたが、自分の身を守る為の技を沢山教えて下さり、ありがとうございます。私はこれで終わりですが、また授業を受けてみたいです!!」
【合気道授業 コメント19】
「講師の方の説明が分かりやすいだけでなくおもしろかったので、楽しく授業を受けることができました。」
【合気道授業 コメント20】
「どの回もとても楽しい授業だったのですが、やはり4回目が1番楽しかったです。クラスの人たちと技をかけ合って、これからも、学んだことをいつでも使えるようにしたいと思います。ありがとうございました。」
以上、今年も20名限定で、生徒さんのコメントを紹介しましたよ。
生徒さんのコメントでも見られるように、道場長は授業の進め方等について、「授業においても、開祖の残された稽古心得の参『練習は常に愉快に実施するを要す』を実施するために、合気道の考え方と技法について、生徒さんの理解度を基準にしてティーチングとコーチングを局面ごとに融合させました。その結果、生徒さんに対して、合気道という一見難しそうな武道を楽しく学ぶ機会を提供することができ、延いては合気道的な思考と技法を日常生活に応用する示唆を与えられたのではないかと考えています。」とコメントしています。
何事もそうですが、楽しく愉快に学ぶことができれば、上達するのも、また、気づくことも早いのでしょうね。今回授業を受けられた生徒さんは、コミュニケーション力が今まで以上に高まったのではないでしょうか。
平成30年11月21日(水)、旭川藤女子高等学校で開催された「平成30年度上川管内高等学校教育研究会教務部会保健体育分科会 第1回研究協議会」の実技研修の講師として、多田道場長と由香さんが招かれました。
【旭川藤女子高等学校玄関前】
【午後からはじまる、実技研修会前の様子】
道場長によれば、当日の研修テーマは、教育指導者向けの合気道として「いざという時の合気道~護身術とコミュニケーションの視点を踏まえて~」にしたそうです。
研修の流れは、「合気道とは何か」について簡単な説明にはじまり、道場長による31杖演武、受身、体捌き、複数の基本型、護身術を休憩なしの約2時間で行ったそうです。
由香さんによれば、体育の先生だけあって、1つ1つの技の理解や修得が早かったことと、会場全体が「楽しい」オーラに包まれていたことが印象的だったそうです。
また、合気道が力に頼らない武道であることを証明して見せるために、道場長が「ここにお集まりの先生方の中で、一番力の強い先生はどなたでしょうか」と呼びかけ、会場に居た先生方の総意で、ガッチリとした体格の良い若い男性教諭(柔道強豪校の先生)が選ばれました。
会場の全員が2人に注目する中、道場長は、その若い男性教諭と力比べをして見せました。その上で、道場長は、力では男性教諭にかなわないことを説明しました。
次に、道場長は、再度男性教諭に思いっきり力を出させた上で、「合気道で大切なことは、相手と一体となることです。(中略)相手を敵としてとらえるのではなく、相手の思い、つまり相手の力の方向や流れ等と合わせて1つになることで、相手の力を無力化することが可能です」と解説を加えながら、力を重視しないという合気道の特性を証明しました。
道場長のデモンストレーションは好評だったそうで、力には力で対抗しない、相手と競わないと言う合気道の理念と技法が示され、先生方は興味津々に、また、熱心に合気道を学んでいたそうです。
会場では「これは強くなれる武道だ」「なんで倒れちゃうの」「あっ、動けない」「面白い」等の声があちらこちらから聞こえ、合気道初体験の先生方も合気道を満喫していただけたそうです。
なお、旭川藤女子高等学校の校長先生が同校のSNSにおいて、合気道の稽古を通じたコミュニケーション等、当日の研修会の様子を紹介しています。合気道の素晴らしさについて少しでもご興味のある方は、同校SNSものぞいて見てくださいね。
最後に、当日の研修会にお招きいただいた先生および研修に参加された先生方へ、道場長と由香さんからご挨拶があります。
「2時間と言う短い時間ではありましたが、先生方との交流は大変貴重な機会となりました。特に、今後の合気道の教授方法に多くの示唆を与えていただきました。誠に有難うございました。皆様の益々のご活躍を心よりお祈り申し上げます。」
【集合写真 マイナス旭川藤女子高等学校の先生2名】
2018年12月20日・22日・27日、2019年1月8日の計4回に分けて、後期審査会が行われました。今回の審査会は、14名の道場生が昇段昇級審査に臨みました。
受験者は、えりちゃん、マリアさん、トミー、このちゃん、山本さん、ギスやん、中ちゃん、松田さん、そしてお初の受験者として土屋さん、林さん、坂本さん、斎藤さん、興斉さん、梅ちゃんです。
松田さんは、15年以上も前から旭川道場に入門していましたが、仕事の関係で稽古に参加できなかったり、また、審査会を逃していました。そのため、1階級昇級するのに15年以上もの歳月をかけたことになり、念願の4級審査に臨んだのでした。
梅ちゃんは、大企業の管理職の為、転勤族です。大阪に在住していた頃、合気道を習い5級を保持していました。しかし、残念ながら(公財)合気会とは別の団体の級であったため、今回、改めて合気会の5級審査を受験しましたよ。
ところで、皆さんは不思議に思うでしょうが、合気道に限らず、習い事をしていながら受験するか否かを迷われる方がたまにいると道場長は言います。確かに、過去何人かは、急に審査会を恐れて逃げ出した人もいましたので、理解出来なくもないのですが、そのような恐怖心を克服して行くのも武道における精神修養の1つと言えるのではないでしょうか。
もちろん、武道を習う目的は人それぞれであるのと同じ様に、受験しないのも恐怖心だけが理由ではないでしょう。受験資格者は、様々な理由によって受験をするか否かを検討するのでしょうが、事務局としては、段級を取得しておいた方が合気道を長い目で見た時に役立つと考えています。
その理由として、級や段と言うのは、修練者の(練度の)経過点を示す役割にもなるからです。
例えば、ただたんに「合気道を5年間習っています」と人に伝えるよりも、「合気道を5年間習っており、今は初段です」と伝える方が、第三者の方でも何となく理解しやすくなるのは確かです。自分自身においても、客観性のある事実(段級)によって練度を把握できるため、自分の立ち位置を理解しやすくなるだけでなく、今後の課題が明確になります。
話が少し逸れてしまいましたが、受験者の真剣な表情と技からは、葛藤と恐怖心を乗り越えて臨んだ審査会であったことが窺えます。受験者は、本審査会によってひと皮剥けたと言えるでしょう。
それでは、今回は、審査会を終えた直後の安心感・疲労感・達成感、そして緊張感がまだ解けていない受験者・・・ その記念写真を紹介しますね。
【2018年後期審査会 12月20日(木)受験者記念撮影】
【2018年後期審査会 12月22日(土)受験者記念撮影】
【2018年後期審査会 12月27日(木)受験者記念撮影】
【2018年後期審査会 1月8日(火)受験者記念撮影】
受験者の皆様、審査会お疲れ様でした。
■後日追記
2019年1月、受験者全員の合格が発表され、2月に授与されました。
受験者代表として、梅ちゃんから1言いただきました。
「証書に道主の名前と合気会の押印が入っており、大変感激です。知らずに寄り道をしてしまったため長い道程になってしまいました。しかし、これでようやく、本物の合気道の証を手にすることができ、身が引き締まる思いです。これからも、合気の道から外れることのないように、本物の合気道を追求して行きます」
梅ちゃん、ありがとうございました。
そうなんですよね。(公財)合気会の段・級の証書には、合気道開祖・植芝盛平翁の孫である植芝守央道主の名前が記載されているんです。言い換えるならば、私たち合気会に所属する者は、合気道を創始した植芝一問の直系弟子であると言えます。
私たち旭川道場生は、梅ちゃんの言うように、合気会に所属する者としての誇りと自覚を大切にし、日々を合気修練の場と心得て邁進して行きましょう! (*゚▽゚*)