1月28日(土)、合気道旭川道場恒例の総会・新年会が開催されました。
毎年のことですが、土曜日の稽古を終えてからの会になります。それでも元気に市街で実施しました。
毎年、会のはじめには、兼平師範から本年度の道場抱負や各人への目標が公表されます。昨年度の総会では、兼平師範自身の引退と後継に関する重大発表がありました。2016年度春季講習会(函館開催)・懇親会の席においては各道場長に2017年度の合気道北海道連盟50周年記念を機に道場長を引退されることを公言されていたそうです。
そのような背景があるためか、本年度の兼平師範の挨拶はとても短いものでした。各人への目標も道場抱負も語られることはありませんでした。きっと、感慨深いものがあったのかもしれません。そう考えると、1年1年、時の流れを実感させられる場でした。
年に1度の行事であるため楽しい時間はとても早く流れましたが、1月末という忙しい時期に加え、急に開催日が決定したことから参加できない道場生も多数います。そこで、参加できなかった道場生に向けて、ダイジェストに会の様子をお伝えします。
【合気道旭川道場総会・新年会記念写真 -1名???2名???】
総会・新年会が終わり、2次会へと。これまた、いつもの兼平師範行きつけのスナックで楽しい時間が流れました。 由紀さんも途中で合流!!
この場だけは、年齢も職業も関係なく・・・
【酔っ払いカップルに迷惑している隣客のようなワンシーン】
マリアの本場ロシア語での歌はシビレます。
【な~に歌う~~~】
【親爺会?それとも愚痴を聞いてるお二人さん?の様なショット】
今回のメイン・カメラマンはガンちゃんでした。それにしても、いつの間にか隠し撮りしているとは、もしかして裏稼業は探偵さん(^O^)
2月21日(火)、マリアがロシアの民族料理を作って来てくれました。
見た目はとてもクレープに似ており、サワークリームの味も絶品です!
美味しくて、稽古前に全部食べつくしてしまいました。そのため、遅れて稽古に参加された道場生の口には・・・
優しいマリアは、「また作って持って来ますね」と気遣っていました。
それにしても、冷える前に食べたほうが美味しいとのことでしたが、冷えていても美味しいと思いました・・・(´∀`)
【稽古前だと言うのに、わいわいガヤガヤ・・・】
【稽古前だと言うのに、わいわいガヤガヤ ん~美味しい】
追伸
マリアの影響を受けたお藤さん、2月28日(火)の稽古日に手作りソーセージを持参して来ました。
稽古後、皆で「美味しいね、美味しいね」と言いながら無添加ソーセージを食べました。ソーセージが冷めない工夫にも感心しましたよ。
マリアさん、お藤さん、美味しかったです! 御馳走さまでした。
旭川市民に長年親しまれている『グラフ旭川』2017年5月号の「私のスポーツライフ」に神居道場長の多田指導員が紹介されました。
主な内容は、多田指導員が家族全員(由香さん・有里さん・衣李さん)で合気道の稽古を行っていることをはじめ、これまでの活動実績や合気道の魅力について紹介されています。
これまでに他武道の経験を積んできている多田指導員は、合気道の精神や稽古法は武道の概念を根底から覆したと述べています。また、同誌には、多田指導員の娘さんが楽しそうに稽古している写真も掲載されており、合気道は老若男女を問わず、また家族全員で楽しむことのできる数少ない武道であることに改めて気づかされました。
合気道を既にはじめている方も、またこれから合気道をはじめようかどうか迷っている方も、多田指導員のご家族のように、夫婦あるいは家族全員で合気道をはじめることで、家族の絆を強められるかもしれませんね。
合気道を通じた夫婦・家族との交流は、素敵かつ魅力的です!
【『グラフ旭川』の表紙】
6月10日(土)・11日(日)、春季講習会が千歳総合武道館で行われました。
今回の本部道場指導員は、伊藤眞師範です。
旭川道場からは、兼平師範を筆頭に、多田指導員・柳原指導員(通称はギッパラ指導員)・伊地知さん・由香さん・えりちゃん・鬼コーチ(5名以上の新人を完膚無きまでにシゴキまくってます。大学時代にアメフトで鍛えた筋骨隆々の後輩も…)ことヤマさん・フルコンの癖が今ひとつ抜けきらないガンちゃん・けいちゃんが参加しました。
今回は、兼平師範も最後まで参加しましたので、久々に参加道場生一同で記念撮影をしました。
【講習会終了後‐集合写真】
そして、講習会後の恒例になりつつある、いやなっているか、食と温泉のツアーも予定通り決行しましたよ。
まず、一行が最初に立ち寄ったのは、いつものジェラート専門店です。実は、ジェラート店への立ち寄りは、事前の天候情報により予定に入れていませんでした。しかし、ギッパラ指導員の「天気も良く案外暖かいしさー、いつものアイスに行こう」の一言で決まりました(天候にも合気しています)。
それにしても、ここのジェラートは美味い!
そして、「ガンちゃーーん、遅いですよーー。 行きますよー」
一行が次に立ち寄ったのは、以前にも行ったことのある長沼町のジンギスカン屋さん。
でも、ここに行き着く前に一行は、浮気心とジェラートで元気づいた勢いから別なジンギスカン屋さんを開拓しようと、あるお店に突撃しました。しかし、「食事は出来ませんよ。お肉のお持ち帰りのみですから」と店員さんに一蹴され、一行は速やかに退散しました(合気道の入身転換が役立ちます)。やはり、浮気心は禁物のようです。
そんな事情もあってか、席に着くや否やギッパラ指導員「腹減ったね。前回来たときさ、足りんかったしょ。今回は、ちゃんと食おうや」と言いつつも、「俺、まずビール行くわ!」と真っ先にアルコールの手配から始めます。
待ちに待ったジンギスカン。ギッパラ指導員の「食いなーー、食いなーー」の音頭に促されて、一行は調子よくおかわりを沢山しましたよ。
【「肉来る前に、1杯やんなーーー」と嬉しそうなジョッキ組(奥・ギッパラ指導員と手前・伊地知さん)】
長沼のジンギスカン、いつ食べても美味しいです!
2年前の春季講習会後にもココに立ち寄りましたけど、そのときにも皆「美味しいねー、美味しいねー」って、あっという間に食べ尽くしていましたから (*゚▽゚*)
ラムも美味しかったし、味付けと部位がそれぞれに違う「食べ比べセット」もいけちゃって・・・ (^O^)
ガンちゃんに大盛りライスをすすめていた多田指導員も「ライスおかわりーー」と大きな声で店員さんを呼んでいましたよ。
もちろん、ギッパラ指導員は「俺、ビール!!!」の連打です。
【おかわりです。次は、長沼ジンギスカン‐3メーカーの盛り合わせ】
それにしても「安酒は、体にあいませんので飲みません。やっぱ、日本酒なら純米大吟醸、それも地酒で。あと、ウイスキーなら山崎17年クラス以上ですから」と豪語する(鬼)山さんは、酒を飲んでもいないのに、ギッパラ指導員や向えに座っている伊地知さんのビールを見て、顔がだんだん変色(赤ら顔)して行きます!!!
さすが、旭川道場酒豪族の一人というか、人の飲んでいる姿を見てるだけで自分も飲んでいる気分に浸れるとは、恐るべく順応力。
ここでも合気を確認しましたよ。
【飲酒していないのに、出来上がったような赤ら顔の(鬼)山さん】
お腹を満たした一行は、温泉を目指します。
「長沼温泉にするかい、それとも三笠かーーい」とギッパラ指導員。一行の気分を一気に温泉モードに切り替えます。
今回は、お初となる予定だった、岩見沢方面にある温泉を目指した一行。
入館して販売機の前に立ち止まる多田指導員とギッパラ指導員、そして伊地知さんと由香さん。けいちゃんは、すたすたと館内の奥に消えていきます。ガンちゃんは最後の最後で入館してきました。
販売機前で指導員会議ならぬ入店検討会が行われ、急遽、三笠市のいつもの温泉に行くことが決まりました。すると、一行は、受付のお姉さんから「いらっしゃいませーー」の洗礼を受けておきながら速やかに退散しました。
常に相手や状況に応じた切り返しというか身のこなし方というか・・・。 こんな所でも、合気道の入身(入館)と転換(退館)と気の流れ(三笠市への誘い)を確認することができましたよ。 日頃の合気道の稽古がきいているんですね 。 お見事です! (^O^)
それにしても、またまたガンちゃん。 ジェラート食べるのも館内に入るのも人一倍遅いですが、退散時も出遅れがちです。
「ガンちゃーーん、行きますよーー」に対して「えっ、どこですか、どこですか(少し早口で)・・・??? あれっ、入って帰らないんですか???」とガンちゃん。 ガンちゃん、修行が少々不足しているようです。
合気道家は、兼平師範の説く「目には見えない空気を読む」ことが大切ですからね。ぐずぐずしてたら、受付のお姉さんにエスコートされちゃって・・・ (^_^;)
【岩見沢の温泉を後に-入館(入身)も素早いが、退館(転換)も素早い】
気の流れに任せて一行が行き着く先は、いつもの三笠の温泉。 やはり、安心感が違います。 今回ばかりは、道中で色々あったためか、女性陣の時間提案にすんなりと承諾するギッパラ指導員。
【いつもの三笠の♨ さー、風呂に入りますよ~~ ヾ(@⌒ー⌒@)ノ】
男性陣(多田指導員・ギッパラ指導員・伊地知さん)は、露天風呂で今後のことなどについて、軽~いミーティングを実施していたとか。
伊地知さんは、風呂から上がって皆の前で「俺なんか、2年前もそうだったけど。露天風呂で愚痴ばっかり聞いてもらって・・・」と自省していましたが、何かを吹っ切った様子もありました。
さすが、温泉♨の力です。 一行は、心身ともにリフレッシュしたことでしょう。
多田指導員らは「帰りに美唄に寄ってモツ串買って帰るんで、下通って帰ります。ここで解散しましょう」と先に三笠を後にしたのでした。
が、しかし、高速道路で帰宅するはずのギッパラ指導員らも、考えていることは同じだったようです。 そうでなければ、合気(導き)だったのですかね。
モツ串が焼きあがるのを待つ多田指導員の車の前に、「キューーッツ!!」と洋画のような登場の仕方ではありませんでしたが、ギッパラ指導員の車が・・・。
ギッパラ指導員「俺たちも、買って帰ることにしたのさーー」と。
それにしても、どこまでも食いしん坊な旭川道場ご一行様でした。
次回の講習会は、しばらく参加していない道場生も、新たな挑戦となる道場生も参加しましょう!!
それにしても、楽しかったね。お疲れ様でした ( ´ ▽ ` )ノ
6月13日(火)、ベルギーからPaul(合気会6段)さんご夫妻が神居道場に訪れてきました。
Paulさんは、“Aikido Shugyo Dojio”で合気道を教えていますが、海外旅行に行っては、他国の合気道場で一緒に稽古することが楽しみなんだとか。
Paulさんの合気道は、円の捌きを多様し、女性陣には優しくお相手していました。
Paulさんは、今回の旅程は北海道だけで、観光は知床などに行くそうですが、旭川市の旭川道場(神居道場)や札幌市・釧路市にある合気道場に立ち寄って一緒に稽古をすることがとても楽しみである、と語っていました。
【神居道場恒例の多人数がけ-Paulさんも大ハッスル!】
【後ろ技-日本の道場でロシアとベルギーのハーモニー】
奥様も同伴していましたが、見学と稽古風景を撮影していました。
また、記念撮影したものは、Paulさんの道場“Aikido Shugyo Dojio”のWebサイトにも掲載するそうです。 ぜひ一度、Webサイトに遊びに行ってみてくださいね。
“Aikido Shugyo Dojio”の公式サイトは、http://www.shugyodojo.beです。
Paulさん、また北海道に来た際には、旭川道場に遊びに来てくださいね。 そして、いつの日かまた、一緒に稽古しましょう。 (合気道旭川道場神居一同より)
【最後に、皆でPaulさんを囲んで記念撮影】
2017年6月24日(土)に5名、同年6月29日(木)に1名の道場生が昇級審査に臨みました。
審査会は(財)合気会の型が出題さるため、受験者は皆苦労しながら審査日までに技を仕上げて来ました。
今回の審査会では、1級審査3名、3級審査1名、4級審査2名でした。本審査における受験者の課題は2つありました。
1つは、合気会規範型を通じた技の展開が今ひとつ忠実性に欠ける点であり、基本技を再度見つめ直して行く必要があることです。もう1つは、受験者資格日数をクリアしている者と不足している者がちょうど半々に分かれ、受験生の稽古姿勢に温度差が出てしまったことです。
上記2つの課題は密接な関係にありますので、同じ階級であっても合気道の技術に現れてしまいます。
元来、受験資格日数は技が出来る出来ない以前の必須条件になりますので、受験生1人ひとりがそのことを自覚することが今後の課題になります。つまり、合気道の審査に臨む者は稽古日数を踏まえ、自らを戒めるだけの精神力も必要といえるでしょう。
最後に、審査会の様子をダイジェストに紹介します(今回はスマホ撮影のため画質が悪いですのでご了承ください)。
【座技の呼吸法-集中して受けに氣を送り込んでいます】
【座技の呼吸法-体捌きによって受けを崩しています】
【半身半立両手取り四方投げ-取りの殺気に思わず顔面を守る受け】
【半身半立片手取り四方投げ-鬼の様な一撃を加えるために溜を作っています】
【横麺打ち第5教-逃さないように受けの袖を絞り手首関節極めの準備中です】
木曜日の撮影は、残念ながらできませんでした。ご了承ください。
6月27日(火)、日本観光でフランスからお越しのnico(ニコー)さんが神居道場の稽古に参加しました。
ニコーさんはフランスで少しだけ合気道を習っていたことから、日本観光に来る前から合気道の本場である日本の道場で稽古をしてみたかったそうです。
とはいえ、ニコーさんは日本の道場につてがないことから、稽古はさせてもらえないものと考え道着を持参して来なかったそうです。本来であれば、道着なしでの稽古参加は原則禁止です。
今回は、旭川市の経済交流課に所属する道場生・マリアから事前にニコーさんの稽古参加の要望がありました。多田指導員は、合気道を通じて日本文化に触れていただくことを目的に、ニコーさんの稽古参加を特別に許可しました(神居道場では、以前にも、ドイツの留学生を初日だけ道着なしの稽古許可をしています)。
「楽しい・楽しい」と喜びながらモクモクと稽古をしていたニコーさんは、稽古後もLINEで道場生達とコミュニケーションを図っていますよ (^O^)
【第二教を極めるnicoさん】
【nicoさんを囲んで記念撮影】
9月30日(土)北海道合気道連盟50周年記念演武大会&祝賀会、10月1日(日)第15回全日本合気道連盟錬成大会in千歳が両日千歳市総合武道館(アリーナ)で行われました。
今回は、北海道合気道連盟創立50周年記念ということで、(公財)合気会の植芝守央道主の演武もあり大盛況でした。
ただし、道主に会えることから身も心もハシャギ過ぎて熱がでて参加できなかった山さん(鬼コーチも脇が甘かったようです)をはじめ、gメール不調から連絡がつかなかった有里さんや仕事で2日目からしか参加できない道場生もいて、旭川道場としては残念な一面もありました (´・ω・`)
それでは早速、演武会などの様子をお伝えしますネ!
まずは、1日目の演武大会です。
私たち旭川道場からは、伊地知さん・由香さん・衣李さん・ガンちゃん・けいちゃん・マリアの6名で演武会に出場しました。
そして、演武大会・第1部のトリは、前北海道合気道連盟会長・相談役 兼平民洋師範による演武です。受けは、神居道場長・旭川道場の多田指導員です。
当日の雰囲気をお伝えするにあたり、語るよりも写真をお見せした方が早いので、これよりダイジェストでお送りいたします。
【壇上からは、開祖植芝盛平翁が見守っています】
【開祖植芝盛平翁の立ち姿は、合気道そのものを物語っています】
【合気道旭川道場生演武 皆、緊張しながら待機中です】
【合気道旭川道場長兼平師範演武1 道主らが見守る中での演武です】
【合気道旭川道場長兼平師範演武2】
【50周年記念 出場者への記念品】
演武大会終了後、道主を囲み全日空ホテルで祝賀会が行われました。
植芝守央道主の挨拶から始まった祝賀会は、演武大会とはまた違った雰囲気で楽しいひと時でしたよ。
これより先は、写真を活用してダイジェストでお送りいたします。
【まずは、合気道主の挨拶です】
【旭川道場のテーブル(半面) 「料理が遅い!」と思っているのかな・・・】
【旭川道場のテーブル(半面) 「早く会がはじまらないかなぁ~」】
【道主・全日本会長・道会長他を囲んで・・・(3名程他の道場の方が???)】
【北海道合気道連盟会長を囲んで(あれれ、ここでも何故か1名が???)】
由香さんと衣李さんは、来賓席に座る道主のもとへ・・・。
な、何が起きるのかと様子を見守っていると。
二人は道主に声をかけました。そして、道主を囲んで記念写真(3ショット)を頂戴いたしましたよ。な、なんと大胆な・・・ (^_^;)
由香さんは、東京に出張に行った際に時間の許す限り道主の早朝稽古に参加していたのだとか。しかも、道主の早朝稽古は有段者ばかりが参加しているそうですが、由香さんは白帯時代から有段者に混じって稽古をさせてもらっていたそうです。そのため、道主も由香さんのことを覚えていてくれていたそうなのです。由香さんは「それが珍しかったから、道主も私のことを覚えていたのだと思います」と記念撮影成功の秘訣を語ってくれました。
また、由香さんは「有里にも本大会の参加を呼びかけていたのですが、上手く連絡がつかず今回は参加できませんでした。本当は、道主と4ショットにしたかったのですが・・・、それが残念です」とも語ってくれました。
確かに、有里さんも旭川道場の大切な仲間なので残念ですね。次回の機会にでもその願いを果たしていただければと思います。
なお、道主との3ショットは、非公開の宝物にするそうなので、ここでの掲載は控えますが、道主の笑顔も素敵でとても微笑ましい写真でしたよ。
さて、楽しいひと時はあっという間に終了するものです。その時、兼平師範から2次会の提案をいただきました。
私たちは、急遽、焼き鳥屋さんなど、いくつか探しました。しかし、人数の多さから2時間待ちやお断りが・・・。
他の道場の方達も2次会の会場を探していましたが、人数の多さから次々にお断りを受けています。
こ、これはまずい!! 兼平師範も弱りかけていた、その時。
さすが、文明の利器です。マリアがスマホをフル活用して、近隣で入れる居酒屋さんをゲットしました! しかも、宿泊先から徒歩1分という好条件です。
【馬刺しを綺麗にたいらげた旭川の木枯らし3人衆・・】
【2次会 そろそろ出来上がってきたので真っ赤になる前に記念撮影です】
10月1日は、2名の旭川道場生(このちゃん・トミー)が合流しましたよ。
午前中に兼平師範の特別講習会が行われ、また、午後からは(公財)合気会・植芝充央道場長の講習会が行われ、皆、熱心に稽古いたしました。
兼平師範の特別講習会は自由参加でしたが、それでも多くの方たちが参加していました。内容は、旭川道場の木曜日に行われているほんの1部だけを公開していましたよ。稽古内容に感銘を受けた生徒さんも数名いたようです。
植芝道場長の講習会では、合気道で最も重要な基本型を活用した稽古を行いましたよ。旭川道場からは、多田指導員と由香さんが植芝道場長から直接教示していただいていました。
そして、最後は恒例の・・・
と、行きたいところですが、なんせ2日間におよぶ修行、ん?、私たち旭川道場生にしたら修行の連続だったため(演武大会出場・懇親会参加・第2次飲み倒れ大会参加、続く翌日の兼平師範の特別講習会参加・全日本合気道連盟の練成大会)、今回ばかりは現地解散!!
とはならず、美味しいジェラートだけは外さないでおこう、と皆の意見が一致したため、デザートだけは口にして解散となりました。
それにしても、旭川道場生は、食べ物に対する執着は物凄いです・・・(^O^)
【いつものジェラート屋さんで・・・ 食いしん坊軍団ピラニア連合結成!】
11月4日(土)、公益財団法人北海道体育協会主催、平成29年度北海道合気道強化練習会が函館アリーナ武道館で開催されました。
講師は北海道合気道連盟の藤井幸一会長です。
旭川道場から参加したのは、兼平師範を筆頭に、多田指導員・由香さん・衣李さん・(鬼)山さん・ガンちゃんの計6名です。旅行好きなギッパラ指導員は、関東出張のため参加できませんでした。
6名の一行は、1台の車両で旭川を出発しました。
【函館に向かう一幕 車中にて】
【函館に向かう途中 ドライブインの展望台にて(右手には有珠山が)】
何箇所かのドライブインにも立ち寄ったのに、6時間を切って・・・(飛ばし過ぎかな) 函館に到着しました。
時間的に余裕があったことと、(鬼)山さんが函館お初、ガンちゃんも久しぶりの函館ということで、稽古前に函館五稜郭公園に立ち寄りましたよ。
【函館五稜郭タワー外観】
(鬼)山さんとガンちゃんは、展望台へ。
多田指導員や由香さんらは1階のお土産コーナーを散策しています。兼平師範が見当たらないので探していると、「いや~、そこのアイスクリーム美味しかったわ。多田さんも食べてみたらいいよ」と言いながら兼平師範が戻って来ました。
そこで、由香さんと衣李さんも、美味しいソフトクリームを堪能いたしました。
【ソフトクリームを食べながら待っていたら (鬼)山パパラッチに激写!】
【ガンちゃんが感無量になりながらの1枚! 展望台より愛を込めて!】
待ち合わせの時刻となり、(鬼)山さんとガンちゃんが1階に戻ってきました。ガンちゃんは、展示物を舐めるようにみていたら・・・
【満面の笑みで展示物を物色するガンちゃん】
自衛官の頃の血が騒いだのか、「あそこに大砲があるね~」と兼平師範。
「バズーカですか」とガンちゃんは呼吸を合わせます。そして、ガンちゃんは、大砲の前で慌ててカメラに三脚をセットします。
そんなこんなで、なぜか一向は、大砲の前で記念撮影をすることになりました。あくまでも、その場の雰囲気というか、乗りというか、流れですので気にしないでください (^_^;)
【「撮影は、あくまでも流れです」と言いながら、ポーズをキメる一行】
ぼやぼやしていたら稽古に遅れるので、一行は、そそくさと五稜郭を後にします。
会場には、20分前に到着しましたよ。
【会場の函館アリーナと肩で氣を語る兼平師範】
当日は、藤井先生の下で、函館の生徒さんの3段位審査が行われたそうです。
また、藤井先生が講師であったため、北大生が多かったのが印象的でした。もちろん、講習会に参加した一行は、熱心に稽古をしましたよ。
【藤井先生の展示】
【講習会後集合写真ー函館に居るほっちゃんも一緒に】
講習会も終わり、一行は、ホテルのチェックインをそそくさと済ませて、函館道場が手配している懇親会場へ向かいました。
会場は、大きな居酒屋さんでしたが、2階のほとんどを合気道一家に占領されていました。
飲み放題なので、隣席の北大生と一緒にやりました。お鍋も美味しかったけど、やはり、海鮮はさらに美味しかったです!
【懇親会 終了時刻はまだ先なのに、既にほろよい顔の兼平師範です】
翌日、一行は、大きく2班に分かれます。1つは、兼平師範にガンちゃんが同行して講習会の続きに参加する班です。もう1つは、函館観光を満喫する班(2つのコースに分かれます)です。
「講習会に来ているのに、遊んでいるのか!」と叱られそうですが、知らない土地での観光は、合気道に必要な感性を養成するのだとか。ま、苦し紛れの言い訳だとしても、なんだかそう言われればそのような気が・・・
それぞれに函館の地を満喫した一行は、正午に合流し、浜の見えるお寿司屋さんでお腹を満たし、函館を後にしたのでした。
ご一行様、お疲れ様でしたー。
また1つ、合気道を通じた思い出ができましたネ (^O^)
以下、函館観光班から提供いただいた写真をダイジェストでお送りします。
【函館観光ー1】
【函館観光ー2】
【函館観光ー3】
【函館観光ー4】
【函館観光ー5】
【函館観光ー6】
【函館観光ー7】
【函館観光ー8】
【函館観光ー9】
【函館観光ー10】
【函館観光ー11】
【函館観光ー12】
【函館観光ー13 「俺(鬼)の存在を忘れるな」と鬼コーチが...】
【函館観光ー14】
【函館観光ー15】
【函館観光ー16】
【函館観光ー17】
以 上
2015年10月20日付の『北海道新聞』に紹介されている高等学校での合気道授業の今をお伝え致します。
合気道の授業は、2つのコースから選べる内の1つなのだそうですが、毎年人気で定員オーバーした年度もあるそうです。本年度においても、高校1・2年生を対象に、多田指導員と由香さんが合気道を教授しています。
クラスは、2クラス(進学コースや特進コース等、コースが組み合わさったクラス)あり、それぞれ違う曜日に授業が実施されるそうです。多田指導員によれば、授業内容は、たんに合気道の技を教えているだけでなく、学術知見に基づく解説を加えることで人間社会において役立つ合気道を教授し、また、最終日には安全安心な女性専門の実践護身術を教授しているそうです。
【講師の由香さん -合気道を熱心に指導しています】
【毎回提出する授業の振り返りシートに真剣に向き合う生徒さん達】
多田指導員は、毎年授業最終日に行われる授業アンケート結果が楽しみだと言います。普通ならドキドキものですが、由香さんは「授業では、自ら楽しみながら生徒さん達に合気道を指導していますから」と言うだけあって、98.66%の生徒さんが合気道の授業を「楽しい」と回答しているそうです。
そのため、次年度も合気道の授業を受けてみたいと言う生徒さんは、Aクラスで96.87%、Bクラスで95.34%に上り、両クラスとも2015年度の同様の調査結果90.3%を大きく上回ったそうです。
由香さんによれば、毎年楽しみにしているのは生徒さんだけでなく体育の女性教諭も同じだと言います。その理由の1つとして、「女性教諭が生徒さん達と一緒に合気道を行うことで、合気道を通じた双方向コミュニケーション開発に役立っているからだ」と由香さんは言います。
5段階のリッカート尺度を使用した「講師の説明のわかりやすさ」は、「とてもわかりやすい」「わかりやすい」の合計で98.70%、「とてもわかりやすい」だけでみてもAクラスで67.65%、Bクラスで60.46%となっていますが、多田指導員は「『次年度も合気道の授業を絶対に選択したい!』と言ってもらえるように授業それ自体の工夫と解説のわかりやすさをブラッシュアップして行きます」と今後の抱負を語ってくれました。
今回も、2017年度授業の集合写真を提供していただきました。
【クラスAでの記念撮影です】
【クラスBでの記念撮影です】
以下、授業アンケートで得られた生徒さんのコメントを幾つか紹介いたしますね。
【合気道授業 コメント1】
「すごく楽しくて、技がちゃんとかかったらすごい嬉しかったです!今回、合気道をやってまた自分自身でも合気道を習いたいと思いました!」
【合気道授業 コメント2】
「高校入って一番楽しくて 受けたいと思った体育でした。」
【合気道授業 コメント3】
「すごく自分の身になりました。楽しかったです!」
【合気道授業 コメント4】
「ありがとうございました! とてもためになりました。」
【合気道授業 コメント5】
「とても楽しい授業でした。ありがとうございました。」
【合気道授業 コメント6】
「楽しかったです! ありがとうございました!」
【合気道授業 コメント7】
「護身術ともすごくためになったし楽しかったです!! ありがとうございました!!」
【合気道授業 コメント8】
「これからの人生で役に立つことだなあと思いました」
【合気道授業 コメント9】
「楽しさというより必要性を感じた。将来に役立つと思った。」
【合気道授業 コメント10】
「女子である自分の身としては、この護身術はありがたいなと感じました(いざ、起こったときに本当にやれるかは自分次第ですが 笑)」
【合気道授業 コメント11】
「初めて合気道を体験して、これからの生活に役立つと思った。」
【合気道授業 コメント12】
「楽しかったです。また教えてください!」
【合気道授業 コメント13】
「表情までは意識できなかったから、もし次回があれば意識したい。関節に技をかけるから小さな動きで相手を押さえつけられて驚いたし楽しかった。」
【合気道授業 コメント14】
「不審者におそわれたときに自分の身を守る方法を知れてよかったです。」
【合気道授業 コメント15】
「合気道の知識が全くなくても先生方が親身になって教えてくださったのでよかったです。」
【合気道授業 コメント16】
「今回初めて合気道に触れてみて、意外と身近に起こりうることにも使えるんだなと感じました。」
【合気道授業 コメント17】
「とても良い経験になりました。力の強さよりも技術を磨くことの大切さが分かりました」
【合気道授業 コメント18】
「身の危険を感じたりした時には合気道を用いることは大事だと思いました。」
【合気道授業 コメント19】
「今回の授業で護身術を学べてとても楽しかったです。」
【合気道授業 コメント20】
「初めて合気道をやってみましたが、楽しむことができました。今後の生活で生かしていきたいです。とてもわかりやすかったです。ありがとうございました。」
コメントはまだまだありますが、割愛させていただきます。多田指導員、由香さんお疲れ様でした。これを機会に、合気道を本格的に習ってみたいという生徒さんも増えて行くのではないかと思いました。
12月14日(木)、2017年度最後の昇段昇級審査会が実施されました。今回は、2名が初段を受験、1名が昇級受験、3名が初めて審査に臨みました。
10年ほど前から次第に緩くなって来ていた受験資格基準(稽古時間)は、やや改善傾向が見られました。それは、5級を受験する道場生すべてが本部基準を合格しているからです。一方、昇段昇級する道場生の達成率は6割前後と課題が残りました。
旭川道場の審査会に関する問題は受験資格だけでなく、「段位獲得ありき」問題にまで発展しています。具体的には、他道場の生徒の審査を行ってしまったり、人物精査を十分に行わない中で受験させた結果、昇段後に無断で稽古に来なくなる現象があります。
蛇足になってしまいますが、多田指導員は、数年前より兼平師範に審査会に関する件で問題提起し、指導員会議を重ねているそうです。その結果、兼平師範は、「段位獲得ありき」人物の判断基準として、①昇段年度直後の「旭川道場総会・新年会」に参加しない者、②北海道合気道連盟開催の重要行事に参加しない者、③無断で長期間稽古に来ない者と具体例を挙げ、これらに2つ以上該当する場合を「段位獲得ありき」人物と定めたそうです。加えて、兼平師範は、道内の道場長に旭川道場と同じ轍を踏まさせないために、道場長間の情報共有を実施して行くそうです。
それでは、報告が長くなってしまいましたが、今回も審査会の模様をダイジェストで掲載します。また、今回は特別に兼平師範の稽古内容も紹介しますね。
【道場内は緊張感でシーンとしています】
【5級審査 正面打ち入身投げの衝撃を緩めようとする受け】
【5級審査 片手取り四方投げ(表)を慎重にかけています】
【3級審査 息吹を意識しながらの座技呼吸法です】
【5級審査 打ち下ろしてくる上級生に睨みを利かせながら入身投げに入ります】
【初段審査 相手を思いやる性格が第1教の極めに表現されています】
【初段審査 受けが硬直しタップしても容赦なく第2教で締め続けています】
そして、審査会も無事終了し、兼平師範のいつもの開祖の合気道を表現した稽古に移って行くのでした。
本日の兼平師範の稽古では、秘技「氣天昇華」技法その2および「氣天昇華」を活かした「摩擦連行法」を行いましたよ。
兼平師範は、独特の不動の姿勢で静観し、突如、横一文字に受けの目元を切りつけながら一気に前進して間合いを詰め、相手との氣結びを誘発させました。兼平師範曰く「相手と氣を結んで、宇宙の果てまで相手の氣を運び送り出してあげる気持ちと優しさが大切」なんだと解説しました。
そのためには、相手の目を見つめないこと、周辺視野で相手全体を捉えつつも、踏み込むとき・打ち込ませるときのための覚悟は何よりも重要であり、その覚悟を養うために日々の稽古があると兼平師範は説きます。
また、本日も兼平師範は「本気で打ち込ませたければ、笑顔で迎え入れなさい。おっかない顔して目線が下がっている者は、柔術の世界で生きる人間の証じゃ!それは、開祖が目指した和合の合気道なんかじゃない!柔術じゃ!」と道場生に注意喚起しています。
【兼平師範展示 氣を天に舞い昇らせることで受けの心身を禊ぎ崩す技法】
【兼平師範展示 氣を結んで、前後左右自由自在に導き崩す摩擦連行法】
受験生の皆さん、お疲れ様でした。特に、初段受験生は、初段は合気道の「はじまり」と心得て日々の稽古に励んで行ってくださいね。
12月26日、神居道場の稽古納めでした。稽古納めと言うだけあって、仕事の関係で中々稽古に参加できなかった道場生も参加する予定でした。
ところが、前日から始まった爆弾低気圧によって稽古断念の連絡が相次ぎました。
それもそのはず、旭川市は、24時間で31センチの大雪、最大瞬間風速23.6メートルの威力は近隣含めてJRが128本運休・一部終日運休しただけでなく、旭川の各道路はホワイトアウト現象が度々発生しているため運転すること自体が危険です。
多田指導員は、道場として使用している神居中学校の駐車場を事前確認した所、膝の高さまで雪が積もっていることもあって、稽古中止にする予定でいたそうです。
しかし、そこに1本の電話が。鬼コーチこと山さんから「駐車場の雪が凄い事になってますわ~。四輪駆動車でないとぬかります!気をつけてください」と事務局に連絡が入り、予定通りに稽古を行うことに。さすが、下級生を退会に追い込むほど厳しい稽古をつけるだけあって、自分にも厳しい山さんです。
最終的には、悪天候という難局を乗り切って集まった9名で今年最後の稽古が実施されました。命懸けで本日集まった道場生は、まさしく旭川道場の「合気道バカ」と言う称号が与えられることでしょう。
【いかがですか? まだ無級ですが、転換の姿勢は・・・】
【基本中の基本、第1教 - しっかりと腕を抑えて受けを制しています】
【多人数掛けでウォーミングアップ - 周辺視野・動体視力・体捌きを養成!】
【今年最後の記念撮影 - マイナス1名】
最後に、多田指導員に年末の挨拶をしていただきます。
「皆様、今年も1年間お疲れ様でした。来年も合気道を楽しみましょう!」
合気道旭川道場・神居道場長 多田 昌弘